多くの子どもたちに留学のチャンスを

先月おこなわれた横浜市決算審議では国際局を担当しました。
横浜市は「子ども・若者の育成・支援」として、将来国際的な舞台で活躍できるよう「グローバル人材の育成」を進めており、平成26年度から、国際社会を舞台に活躍を目指す市内在住・在学の高校生を対象とする海外留学支援事業を開始しました。しかし、前年度の全体の成績の平均が5段階中3.5、外国語については4.0なければ、この事業に応募できず、家庭の経済状況等も審査方法に入っていません。経済的に困難な家庭で育つ子どもたちは、行きたくても高校、大学に行けない。その結果、就職がうまくできず、貧困に陥る負の連鎖という状況におかれています。
☆支援制度の見直しを要望
しかし、学校の成績が良くなくても、子どもたちには将来の可能性がたくさんあります。留学制度の応募条件になっている学校成績の条件を緩和すること、より困難な経済状況にある生徒に配慮することの2点について、この留学制度を見直すことを横浜市に要望いたしました。どんな環境にある子供でも、志とやる気があれば、留学という可能性にチャレンジできる環境にしていきたいです。

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