大阪市消防局視察

議会の常任委員会の視察で大阪消防局視察(続)。大阪消防庁舎は、 平成20年に旧庁舎の老朽化に伴い新庁舎を建設。建設費は、81億円。日本では東京消防庁に次ぐ規模で、装備,人員も充実していました。規模が大きいため、日頃から周辺市や兵庫県への出動はもちろん、大規模災害時には緊急消防援助隊として大阪府外や国際消防救助隊として日本国外へ派遣される場合もあるそうです。今後、横浜市では、 大規模地震等の災害時に、消火、救助などの初期活動の中枢となる消防本部の機能強化のために司令センターと一体的に活動ができるようにと消防庁舎整備計画が進めらています。視察で学んだことを活かし、しっかりと議会で議論していきたいと思います。s1

横浜の動物園、質的向上を

横浜の動物園、質的向上を

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動物園が赤字続き

1月27日に会派でズーラシアに視察に行ってきました。

動物園は、動植物を飼養して展示する施設という役割だけでなく、絶滅の恐れのある希少な動物の種の保存や生物多様性の保全(生物の命のつながり)に関する環境教育、普及 啓発の場として、重要な役割を担 っていることを改めて学びました。

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現在、横浜市には3つの動物園があり、指定管理制度(民間委託制度)で、その運営は、民間に委託契約しています。

この指定管理者の契約は、原則「公募」、「指定期間5年」を標準としています。ただし、極めて高度な専門性を有する場合等については、「非公募」や「指定期間 10 年」も認めるとしています。

その中で、今回契約期間満了に伴い、横浜市の動物園3園の指定管理者(民間運営委託)の指定を行うにあたり、10年契約かつ非公募での選定が議会で、昨年末に決まりました。繁殖や飼育には長期的な取組みが必要なのは理解できますが、動物園の収支は赤字が続いています。

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市内の動物園は、教育施設とも位置づけられており、「誰にでも利用できるように」と、入園料は無料か低料金に設定され、園内のフードコートやお土産店の運営も競争性が保たれていないために、赤字が前提の運営構造になり、自治体から22億円もの補助金が投入されているのが現状です。

今後、少子高齢化の問題もありますが、最近では、テレビ 等のメディアを通じて動物本来の情報に接することが出来るようになったことやテー マパーク型の遊園地が盛況を博すなど娯楽が多様化し、動物園人気が低下していくことも危惧されます。今後も引き続き、横浜の動物園の運営や役割を考えていく必要があると思います。

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民間委託(指定管理者)制度の見直しを

指定管理者制度は、公募・非公募のいずれかによって指定管理者を選定することになります。非公募により長期の指定期間で選定した場合では、競争にさらされること なく、様々なサービスも低する可能性があります。指定期間の設定にあたっては、 当該施設の設置目的を達成するための必要条件のほか、経営サイクル、指定管理者のモチベーションなどを総合的に勘案しなければなりません。

現在の指定管理者が次回の選定を意識し、ある種の緊張感を持った施設経営を行うためにも、複数の申請者の事業計画と比較できる公募を実施していくことことが必要です。

そして、今後は、当該自治体における公の施設のあり方を検討する中で、公の施設の管理・運営に民間の能力をどのように活用していくのか、住民や施設利用者が参画しながら合意形成を図り、多様化する住民ニーズをより効果的、効率的に対応することが求められます。

デザイン・クリエイティブセンター神戸を視察して

常任委員会の視察で神戸、大阪市へ行きました。
神戸市では、(旧神戸生糸検査所にある)デザイン・クリエイティブセンター神戸を視察しました。ここでは、神戸市内で働く人、子ども、若者や、高齢者の方々、さまざまな世代が交流し、地域の課題や町づくりについて話し合われてます。そして、その課題を話合うだけでなく、市内の企業等を巻き込んで、その課題を解決していっています。横浜市では、市内の中小企業の技術・素材と、クリエーターのアイディアをかけあわせた新しい商品を開発する事業は行われていますが、神戸市のように市民や市内の企業が町の問題を解決していくような取り組みは行っていません。東京都練馬区やJRでは、この事業をモデルとして、このような取り組みを取り入れていく計画があるそうです。横浜市も、地域の課題をしっかりと解決していくためにも、このよな取り組みができる人材育成をしていく必要があると感じました。地域のことは地域で、民間ができる事は民間に任せる横浜市にしていきたいです!大阪市内の視察先は、後日アップします^ ^

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成人式

o0480064013538023135今日は、地元周りを中断して、成人式に参加してきました。。横浜市の新成人数は約35,000人。この人数は神奈川県の新成人数の約4割にもなります。
横浜市長、ゲストのトライアスロン選手上田藍さんからもお話がありましたが、失敗を恐れず、思い切って夢に向かって挑戦する心、相手の気持ちを想う優しい心を大事にして、これから羽ばたいてほしいと思います。
成人の日おめでとうございます!

 

 

 

 

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横浜市消防操作技術訓練会

今朝は、2年に1回開かれる横浜市消防操法技術訓練会に出席させて頂きました。
18区それぞれの区の代表の消防団の皆さんが、日頃の訓練の成果を競い合います。
戸塚区がんばれ~

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本日行われた、横浜市消防操法技術訓練会。戸塚区優勝!
おめでとうございます。

最優秀(1位):戸塚消防団
2位:鶴見消防団
3位:旭消防団
4位:保土ケ谷消防団

皆様、お疲れ様でした!

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ふれあいに感謝

戸塚区矢部町にあります、横浜未来看護専門学校の、未来祭へ伺いました。柏尾川沿いにありますこちらの学校は、横浜の海をイメージしたという外観で、中に入ると、明るく清潔感のある教室、看護実習室は、最新の器具や器材が揃う、充実した設備のある学校でした。明るく朗らかな生徒さん達に、癒されたひと時でした。

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横浜市の救急車、3分に1回出動。横浜市の救急搬送が過去最多に

2015年上半期の救急出動の件数は8万7317件で、前年同期比832件増で過去最多を更新しています。
一日平均の出動件数は、482件(前年同期比8件増)2分59秒に1回の頻度で、救急車が出動していて、搬送者数は7万6002人(前年同期比925人増)65歳以上の高齢者の搬送数は前年同期から1815人増え、全体の約56%を占めている状況です。
そういった中、市民・文化観光・消防委員会の行政視察で仙台市にある仙台市救急ステーションを訪問してきました。

この救急ステーションは、仙台市立病院との連携協力のもと、医師と救急救命士が運用する高度処置救急隊(ドクターカー)を配置した救急活動拠点と、救急隊員教育拠点の機能を併せ持った施設です。横浜市でも市民病院が2020年には再建設される予定になっており、このようなドクターカーの配備の必要性が議論されています。また、横浜市民病院は、三ツ沢競技場などとも近くにあるので、防災時の対応なども合わせて検討されるよう議論を進めていきたいと思います。
医師と救急救命士が現場に駆けつけ対応することで、多くの命が救われるに違いありません。

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高齢者にも優しい戸塚を目指して

福岡のモデル事業を視察
先月6月26日に、高齢者住まい・生活支援モデル事業を福岡市にて視察を行ってきました。
近 年、高齢化と高齢者の単独世帯が増加していく中、配偶者が他界し収入が減少した、安い部屋に転居したい、足腰が弱くなって、低い階層の部屋に転居したいと いうニーズが高まる一方、賃貸住宅事業者が、高齢者だけで住む世帯(単身者、夫婦世帯)の入居を断るケースが多くあるようです。
円滑入居と生活を支援
福 岡市では、高齢者住まい・生活支援事業が構築され、緊急連絡先や保証人を確保できない高齢者を支援するため、社会福祉協議会(市社協)がコーディネーター として活動しています。また高齢者の入居のために「不動産業者協力店」「NPO団体」に協力を得て、高齢者の民間賃貸住宅への円滑入居と、入居後の生活支 援などが提供されています。生活支援事業の具体的な内容は、見守り、緊急時対応、死後事務委任、埋葬・納骨、家事、医療・介護・保険サービス等です。
戸塚区は、高齢者比率25%を超える地域も多くあり、1人暮らしの高齢者は1万5千人以上もいます。
高齢者が住まいを確保できない課題を、横浜市でもしっかりと調査、研究を進めて、高齢者に対する生活支援を進めていかなければなりません。
今後は、行政機関が高齢者の暮らしを守るためのコーディネーターとして機能することで、保証人や緊急連絡先がなくても、高齢者が安心して住み替えが実現されることが望まれます。
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